ビットコインのフルノード Windows編

Windowsのパソコンでビットコインのフルノードを立てる

ビットコインのフルノードと言えば、ラズベリーパイ+Linux系OSでの運用をイメージする人が多いかもしれませんが、実はWindowsのパソコンでも簡単にフルノードを立てることができます。

このページでは、ビットコインのフルノードとして最も広く利用されている「ビットコイン・コア(Bitcoin Core)」を例として使い、Windows PCでのセッティング手順を解説します。

  1. ビットコイン・コアのインストール
  2. ビットコイン・コアの設定
  3. Bitcoin-qtの稼働
  4. 稼働状況の確認

ビットコイン・コアのインストール

まずは、以下のbitcoin.orgのサイトから最新版ビットコイン・コアを入手します。

ビットコイン・コアをダウンロード

「64 bit」は64ビット版のWindows用、「32 bit」は32ビット版のWindows用の実行ファイルです。使用しているWindowsに合わせて、適切な方を選ぶようにしましょう。

自分のパソコンが32ビット版か64ビット版かを確認するには、「コントロールパネル」→「すべてのコントロールパネル項目」→「システム」を参照してください。
参考:マイクロソフト サポート

次に、ダウンロードしたファイルをダブルクリックで実行します。

「このコンピュータへの変更を許可しますか?」の画面が出たら「はい」をクリック。

インストール先のフォルダは、特に変更する必要はありません。
データの保存場所などは、後から設定ファイルを用いて変更できます。

スタートメニューのフォルダは、そのまま「Bitcoin Core」にしておきます。Installボタンをクリックすると、インストールが始まります。

インストールが終わったらNextをクリック。

起動する前に設定を行いたいので、ここでは「Run Bitcoin Core」のチェックを外してからFinishボタンをクリックします。(起動した場合は、一度プログラムを終了してください。)

ビットコイン・コアの設定

ビットコイン・コアの実行ファイルは、C:¥Program Files¥Bitcoin にある「bitcoin-qt.exe」というファイルです。この実行ファイルのショートカットをデスクトップに作成しておくと便利です。

設定ファイルの編集

ビットコイン・コアは、"bitcoin.conf"という設定ファイルによって、動作をカスタマイズできます。Windowsの場合、設定ファイルを置く場所は以下のディレクトリになります。

  • Windows XP
    C:¥Documents and Settings¥ユーザー名¥Application Data¥Bitcoin
  • Windows Vista, 7, 10
    C:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Roaming¥Bitcoin
    (フォルダの「表示」メニューから「隠しファイル」の項目をチェックする)

または、Windowsのスタートメニューから「ファイル名を指定して実行」を選択(またはWindowsキーを押しながら「R」キーを押下)し、名前欄に「%APPDATA%\Bitcoin」と入力してOKをクリック。これで、上と同じフォルダがすぐに開きます。

上記のフォルダに移動し、右クリック→「新規作成」→「テキスト文書」を選択。新しいテキストファイルを作成し、名前を“bitcoin.conf”に変更します。このファイルをテキストエディタで編集すれば、様々なオプションを設定することができます。

bitcoin.confに書き込む推奨設定は、以下のとおりです。

listen=1
upnp=1

"listen=1"は、他のノードからの接続を許可するという設定です。
"upnp=1"は、ルーター越しの接続を最適化するための設定です。日本のネット環境では、ほとんどの環境がこれに該当します。

この他に、ブロックチェーン・データの保存場所を変更したい場合は、"datadir=<パス名>"という行を追加します。

(例:Dドライブに作成したフォルダにデータを保存する)

datadir=D:¥data¥bitcoin

この指定が無い場合、bitcoin.confと同じディレクトリに"blocks"というフォルダが作成され、ここにデータが保存されます。

剪定ノード(Pruning Node)で運用する場合は、"prune=xxx"という行を追加します。"xxx"には、保存するブロック容量の上限をメガバイト(MB)単位で指定します。設定できる数値の最低値は550であるため、ハードディスクの空き容量に応じて、550以上の数値を指定します。

(例:2GBのブロックを保存する場合)

prune=2048

以上、必要な設定を入力したら、bitcoin.confを保存して終了します。


ポート開放の設定

次に、ルーターのポート開放を行います。
この手順については、ポート8333の開放で詳しく解説しているので、こちらをご参照ください。

Bitcoin-qtの稼働

bitcoin.confの設定とポート開放が終わったら、bitcoin-qtを起動しましょう。

ブロックチェーンの同期中は、以下のような画面が表示されます。

パソコンの性能や接続環境にもよりますが、ブロックの初期同期には数日から一週間程度かかります。同期が終わるまで、気長にバックグラウンドで動かしておきましょう。

剪定ノード(prune=xxx)を指定した場合は直近のブロックのみが保存されますが、全てのブロックに対して検証が行われるため、同期にはやはり時間がかかります。
また、pruneの指定を途中で削除したり、数値を変更したりすると、ビットコイン・コアの再起動時にブロックを巻き戻して検証・保存する作業が生じ、同期完了までに再度時間を要するのでご注意ください。

稼働状況の確認

自分のノードがネットワーク上でどのように見えているかを確認したい時は、次のサイトが便利です。

フルノードのブロック高(同期済みのブロック数)がある程度に達し、ポート開放が正常に行われていれば、このサイトが自動的にノードを見つけてリストに追加してくれます。
(登録が必要であると説明しているサイトもありますが、何もしなくても追加されます。)

リストから自分のノードを見つけるには、以下のようにリンクを辿ります。


↑トップページには「稼働ノード数の多い国トップ10」が表示されています。ここに日本が入っていないときは「More」をクリックします。


リストから「Japan」をクリックします。


日本で稼働しているビットコイン・ノードの一覧が表示されるので、この中から自分のIPアドレスを探します。自分のIPアドレスは次のサイトで確認できます(同時にポート8333の開放チェックも可能)
https://www.yougetsignal.com/tools/open-ports/


リストの中から自分のIPアドレスをクリックすると、フルノードの稼働状況を詳しく知ることができます。さらに、ページの下方に次のような入力ボックスがあります。


ここにメールアドレスを入力して「ADD CONTACT」をクリックすると、このノードが何らかの理由で停止状態になった際に通知を受け取ることができます。

フルノードの稼働状況がひと目で分かることに加えて、障害の発生時にもすぐ対応できるようになるので、とても便利なサービスだと思います。



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